映画『ホステル2』のネタバレあらすじとグロすぎる拷問シーンまとめを紹介します。
旅行でスロバキアのスパを訪れた女子大生3人組。
楽園のようなその場所でおこなわれていたのは、恐ろしい拷問ショーで…。
凄惨な拷問の数々で見る人を恐怖させた『ホステル』の2作目。
「映画を見るのは怖いけど、内容が気になる」と思っている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
1作目『ホステル』はこちら↓
3作目『ホステル3』はこちら↓
スプラッターが苦手な方はご注意ください
映画『ホステル2』の作品情報
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原題 | HOSTEL: PART II |
タイトル | ホステル2 |
監督 | イーライ・ロス |
脚本 | イーライ・ロス |
公開年 | 2007年 |
キャスト | ローレン・ジャーマン ビジュー・フィリップス ヘザー・マタラッツォ ベラ・ヨルダノーヴァ ロジャー・バート ほか |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 94分 |
ジャンル | ホラー スプラッター |
映画『ホステル2』のあらすじ【ネタバレなし】
そこは絶対に足を踏み入れてはいけない楽園だった…。
女子大生のベス、ホイットニー、ローナの3人は旅行でプラハへ向かっていた。
道中でアクセルという女性と意気投合し、一緒にスロバキアのスパを訪れることに。
そこで彼女たちを待っていたのは、”エリート・ハンティング”と呼ばれる恐ろしい殺人集団だった。
迫りくる恐怖の拷問から彼女たちは抜け出すことができるのか……。
映画『ホステル2』の感想【ネタバレなし】
絶対に裏切らないグロシーンの数々!”エリート・ハンティング”の裏側も明らかに!
グロさは1作目に比べてややマイルドな気がしました。
1作目で流れはわかっているぶん、耐性がついただけかもしれませんが…。
それでもさまざまなパターンの拷問が出てきて「うわぁ…」となるのは変わりません。
1作目では描かれなかった”エリート・ハンティング”の裏側を見られるのがおもしろかったです。
狩る側と狩られる側の両方の視点を見られるのがいいですね。
ラストシーンは個人的に本作の方が好きでした。
「そうきたか!」と思うような展開です。
そして出演者の女性陣がみんな美しい!
本作も出し惜しみのない拷問シーンが強烈でした。
以下、ネタバレを含みます
主な登場人物とそれぞれが受けた拷問
映画『ホステル2』の主な登場人物を紹介します。
”エリート・ハンティング”での拷問内容や悲惨な死亡シーンも見ていきましょう。
ベス(演:ローレン・ジャーマン)
しっかり者で慎重な性格の女子大生。
「アバズレ」と言われるとキレてしまう気性の荒い一面も。
母親から莫大な遺産を受け継いでいます。
ホイットニー(演:ビジュー・フィリップス)
ベスと同じ大学に通うイケてる女子大生。
男遊びが好きで、派手めな女の子です。
<ホイットニーが受けた拷問>
- 電動丸ノコで頭を切断される
ローナ(演:ヘザー・マタラッツォ)
ベスと同じ大学に通うおっとりとした女子大生。
内気な性格で、にぎやかな場所はあまり得意ではないようです。
<ローナが受けた拷問>
- 天井から逆さ吊りにされ、大きな鉈で身体中を切り刻まれる
ローナを落札した会員は、エリザベート・バートのように彼女の生き血を浴びていました。
アクセル(演:ベラ・ヨルダノーヴァ)
プラハ行きの列車で意気投合する女性。
”エリート・ハンティング”側の人間で、言葉巧みにベスたちを誘います。
<アクセルの死亡シーン>
- 大きな鎌で首をはねられる
※ベスに復讐されました。
ミロスラヴ(演:スタニスラフ・アイエネフスキー)
スロバキアでホイットニーが親しくなった男性。
ストーリーに大きく関わりませんが、拷問シーンが強烈だったので紹介します。
<ミロスラヴが受けた拷問>
- 生きたまま肉を切り取られ、食われる
スチュアート(演:ロジャー・バート)
”エリート・ハンティング”会員で、ベスを落札した男性。
家では妻に頭が上がらず、不満を抱えています。
<スチュアートが受けた拷問>
- バールでめった打ちにされる
- アイスピックで耳の穴を刺される
- ハサミで股間を切り落とされる
※ベスに反撃を受けました。
トッド(演:リチャード・バージ)
スチュアートの友人で、彼を”エリート・ハンティング”に誘った男性。
ホイットニーを落札しました。
威勢はいいけど、いざというときに何もできないタイプ。
<トッドの死亡シーン>
- 2匹の大型犬に食い散らかされる
※契約違反のため、”エリート・ハンティング”運営者に殺害されました。
映画『ホステル2』のあらすじ【ネタバレあり】
映画『ホステル2』のあらすじを結末までネタバレありで紹介します。
巧妙な誘惑
前作で”エリート・ハンティング”から逃げのびたパクストンは、トラウマに苦しんでいた。
”エリート・ハンティング”は警察とグルになっているため、誰にも助けを求められない。
状態がますます悪化していく彼に、恋人もうんざりしているようだ。
翌日、恋人は頭を切断されたパクストンの遺体を発見。
彼の頭は持ち去られ、”エリート・ハンティング”のオーナーに届けられた。
一方、ベス、ホイットニー、ローナの3人は、プラハ行きの寝台列車に乗っていた。
その車中で見知らぬ男性とトラブルになり、個室に身を隠すことに。
同じく男性とトラブルになったアクセルと仲良くなり、個室で一緒にお酒を飲むことになった。
アクセルは「父はいつも”ナズドロビア(健康に)”と言うの」と笑い、乾杯する。
アクセルの目的地は、スロバキアにあるスパだという。
そこには世界一の天然温泉があり、何より先ほどの男性たちから逃げられる。
ベスたちは一緒にスロバキアへ向かうことにした。
アクセルに紹介されたホステルに着いたベスたちは、フロントでパスポートを提示。
その情報は”エリート・ハンティング”会員に送信され、オークションが開始される。
値段はどんどんつり上がり、3人とも落札された。
その夜、彼女たちは収穫祭に参加した。
ホイットニーとローナはそれぞれ男性と親しくなり、ダンスに夢中だ。
ベスも別の男性から声をかけられたが、誘いを断ってしまう。
男性は「助けたのに」と意味深な言葉を残して立ち去った。
その後、ベスは後ろにいたスチュアートに誤って飲み物をかけてしまう。
お詫びにビールをおごり、2人は軽く言葉を交わした。
恐怖の拷問ショーの幕開け
翌日になってもローナはホステルに戻ってこなかった。
きっと昨夜出会った男性と過ごしているのだろうと、ベスたちはあまり気にしていない様子だ。
しかし、ローナは”エリート・ハンティング”会員に拷問を受け、殺害されていた。
ホイットニーとアクセルと一緒にスパへ行ったベスは、気づいたら2人とはぐれてしまっていた。
そこに不審な男たちが迫ってくる。
危険を感じたベスはスパから逃げ出し、通りかかった車に助けを求める。
車に乗っていたのは、昨夜の収穫祭で声をかけてきた男性だ。
彼は顔が傷だらけで、「だから助けると言ったんだ。失せろ」と怒鳴りつけ、そのまま走り去ってしまった。
※おそらくベスを助けようとしたため、”エリート・ハンティング”から暴行を受けたのだと思われる。
ベスは森のなかに逃げ込むが、子どものギャング集団に襲われてしまう。
危機一髪のところで助けてくれたのは、アクセルと中年男性のサーシャ。
実は、サーシャは”エリート・ハンティング”のオーナーだ。
会話するうちに違和感を抱いたベスは逃げようとするが、捕まってしまう。
その頃、”エリート・ハンティング”の会場にスチュアートとトッドがやってきた。
やる気満々のトッドに対し、スチュアートは人を手にかけることをためらっているようだ。
トッドはホイットニーをいたぶりはじめる。
しかし、いざ大量の出血を目の当たりにすると怖じけづいてしまい、運営者側に終了を求める。
だがホイットニーはまだ息があるため、トドメを刺すまで終了できない契約だ。
契約に違反したトッドは、無惨にも殺害されてしまった。
一方、スチュアートは覚悟を決められずにいた。
しかし、ベスが「妻はいないのか?」とたずねると、態度は一変。
普段、スチュアートは妻に見下されながら生活している。
標的にベスを選んだのは、妻によく似た彼女をいたぶることで日頃の不満を晴らすためだったのだ。
結末
ベスは隙を見てスチュアートに襲いかかり、彼の身体を拘束した。
そこへ、異変に気づいた運営者が駆けつける。
ベスはスチュアートを人質にとり、サーシャを連れてこいと要求。
サーシャが現れると、金はいくらでも出すからここから出る権利を買いたいと交渉する。
ベスは母親から莫大な遺産を相続しているのだ。
サーシャは交渉に応じ、契約の証として誰かを殺せと命じる。
「どうせ出られない。アバズレが」とベスを罵るスチュアート。
「アバズレ」と言われたベスはブチギレ、彼の股間をハサミで切り取ってしまった。
彼は放っておけば出血多量で死亡するため、これで契約成立だ。
アクセルは相変わらず”エリート・ハンティング”の標的を物色していた。
すると子どものギャングにバッグを盗まれ、慌てて追いかける。
そのうち森のなかまで入り込んでしまい、ギャングが仕掛けたワナにかかって転倒。
顔を上げると、現れたのは大きな鎌を持ったベス。
ベスは「ナズドロビア」と言うと、鎌でアクセルの首をはねた。
映画『ホステル2』の感想【ネタバレあり】
1作目で生き残ったパクストンはあっさり首をちょっきんされてしまいました。
せっかく逃げたのに…。
恋人があんな状態で発見されたらトラウマ必至です。
1作目を見たときに、どうやって女性を誘い込むのだろうと思っていましたが、本作で解決しました。
恐怖を与えて、そこから逃れるための逃げ場としてスパに誘うんですね。
ベスたちがオークションにかけられるのが印象的でした。
まるでモノのように、簡単に命の値段がつけられる…。
1作目では描かれなかったエリート・ハンティングの側面が見られました。
しかも、オークションに参加しているのは身なりのよい人たち。
きっと社会的地位も高いのでしょう。
きれいなオフィスで、きれいな服を着て、汚いことに手を染める。
その対比がよけいに不快感をあおります。
ミロスラヴは”エリート・ハンティング”側の人間だろうと思っていたのですが、違いました。
肉を食べられていましたね。
疑ってごめん…。
ラストは金の力で解決。
”エリート・ハンティング”はビジネスなので、お金を持っている側の肩を持つと。
狩る側の人間は絶対的な安全圏にいるのかと思っていましたが、そうではないようです。
ルールを破ったり、イレギュラーなことが起きたりすると、あっさり殺されてしまうんですね。
スチュワートの大事な部分が切り取られて、ひねった蛇口みたいになっているのがおもしろかったです。
「ナズドロビア」と言ってアクセルの首をはねるベスは、まるで死神のような風貌でした。
ちなみに「ナズドロビア」は、序盤でアクセルが乾杯の時に使っていた「健康に」という意味の言葉。
なんとも皮肉が効いています。
映画『ホステル2』ネタバレ&拷問シーンまとめ
今回は、映画『ホステル2』のネタバレあらすじとグロすぎる拷問シーンまとめを紹介しました。
見る側としては安全圏にいるのでたのしめますが、絶対に体験はしたくないですね…。
かなり痛ましいシーンが続くので、覚悟を決めて鑑賞してください。