映画『ヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード』ネタバレ&感想!

ヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード_アイキャッチ

映画『ヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード』のネタバレあらすじ&感想を紹介します。

超一流ボディガード×最凶の殺し屋のデコボコタッグが復活!

そこへクレイジーな妻も加わり、なぜか3人でEUの危機に立ち向かうことに…。

2017年に公開された『ヒットマンズ・ボディガード』の続編となる本作。

映画『ヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード』の内容が気になっている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

目次

映画『ヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード』の作品情報

原題The Hitman’s Wife’s Bodyguard
タイトルヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード
監督パトリック・ヒューズ
脚本トム・オコナー
フィリップ・マーフィ
ブランドン・マーフィ
公開年2022年
キャストライアン・レイノルズ
サミュエル・L・ジャクソン
サルマ・ハエック
モーガン・フリーマン ほか
制作国アメリカ
上映時間116分
ジャンルアクション
コメディ

映画『ヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード』のあらすじ【ネタバレなし】

EU崩壊の危機!命運はイカれたヤツらに託された!

休暇を過ごすブライスのもとへ、突然ダリウスの妻・ソニアが現れた。

ブライスは彼女に強引に連れられ、マフィアに拉致されたダリウスの救出へ向かうことに。

ひと仕事終えたと思ったら、今度はEUを狙ったサイバー攻撃の捜査に巻きこまれてしまう。

捜査のため仕方なくダリウス&ソニア夫妻と手を組むことになったブライス

3人はテロを阻止し、EUを救えるのか?

そして、破天荒な夫妻に振りまわされるブライスの運命とは……?

主な登場人物とキャスト

映画『ヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード』の主な登場人物とキャストを紹介します。

マイケル・ブライス(演:ライアン・レイノルズ)

トリプルAの最高評価を持つボディガードでしたが、現在はボディガード資格はく奪の審議中。

その原因は、以前ブライスが殺し屋・ダリウスを警護したことが問題視されたためです。

ダリウスいわく「世界一めんどくさい奴」。

比較的常識人で、周囲に振りまわされるかわいそうな役まわり。

ダリウス・キンケイド(演:サミュエル・L・ジャクソン)

プロの殺し屋。

豪快な性格で、かなりの愛妻家。

かつてブライスが警護していた要人をダリウスが殺害したため、ブライスにとって因縁の相手です。

以前、戦争裁判の重要証人になったときブライスに警護してもらった経験があります。

ソニア・キンケイド(演:サルマ・ハエック)

ダリウスの妻。元詐欺師。

かなりぶっ飛んだ性格で、キレると手がつけられないキケンな人物です。

子どもを望んでいますが、なかなか授かれないことを悩んでいます。

アリストテレス(演:アントニオ・バンデラス)

ギリシャの大富豪。

愛国心が強く、母国を守るためにサイバーテロを計画しています。

実は、ソニアと面識があるようで…。

シニア(演:モーガン・フリーマン)

ブライスの義父

ブライスにボディガードとして育てあげた人物。

自身もトリプルAの現役ボディガードです。

映画『ヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード』のあらすじ【ネタバレあり】

映画『ヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード』のあらすじを結末までネタバレありで紹介します。

デコボコタッグ復活

EUの経済制裁により、ギリシャ国内は大きく混乱していた。

さらに、EU代表は4日後に追加の制裁をおこなうことを発表。

ギリシャの大富豪・アリストテレスはこの発表を不服とし、EU代表を拉致する。

そして制裁をやめなければ、サイバー攻撃によりEU中のインフラを破壊すると脅迫するのだった。

その後、クロアチアでアリストテレスが雇ったテロ組織によるサイバー攻撃の予行演習がおこなわれ、多数の死者を出した。

そうとは知らないインターポールは、これを落雷による事故だと判断する。

しかし、オニール捜査官はテロだと考えていた

そこで情報提供者のカルロを利用して次の攻撃場所を探ることに。

その頃、ブライスはイタリア・カプリ島で休暇を過ごしていた。

ビーチで本を読んでいると、突然ダリウスの妻と名乗る女性・ソニアが現れた

マフィアに拉致されたダリウスがブライスに助けを求めているため、救出を手伝ってほしいというのだ。

ブライスは拒否したが、ソニアの圧力に負けて渋々マフィアのアジトへ一緒に向かうことになった。

ちなみにダリウスが拉致されたのは、新婚旅行の真っ最中だったらしい。

道中、なかなか子どもを授かれないと嘆くソニアをブライスは投げやりぎみになぐさめるのだった。

アジトへ到着すると、あっさりとマフィアたちを倒してダリウスを救出

ダリウスはブライスが現れたことに驚いた様子だ。

実は、ブライスに助けを求めたというのはソニアの聞き間違いだった。

アジトを出ると、ブライスたちは何者かによって拉致されてしまう

取引

3人を拉致したのはオニール捜査官だった。

彼は3人のせいで情報提供者のカルロが死んでしまったので、代わりに捜査に協力するよう迫る。

ダリウスを拉致したのがカルロであり、先ほどソニアが殺してしまったのだ。

逆らえば今すぐ刑務所行きだと脅されたらほかに選択肢はない。

3人に課せられたミッションは、カルロに代わってテロ組織と取引し、次の攻撃場所に関する情報を購入することだ。

ところが、ソニアはまたもや新婚旅行をジャマされたことが気に入らない様子。

オニール捜査官から預かった取引用の金を使って、買い物やオペラ鑑賞など、夫妻でやりたい放題だ。

ブライスはそんな2人を連れて、どうにか取引場所へ向かった。

取引はスムーズに進み、ブライスたちは目標の情報が入ったカバンを入手

このまま取引は終わるかと思われたが、そう上手くはいかない。

テロリストの1人がソニアを年増扱いしたことで、ブチギレたソニアが大暴れしはじめたのだ。

そのまま激しい銃撃戦に発展し、ソニアをかばってブライスが撃たれてしまう。

ソニアはブライスを引きずって、ダリウスとともに現場から脱出。

夫妻はブライスを水葬しようとしたが、ブライスは防弾ベストを着ていたおかげで無事だ。

この騒ぎで、3人は国際指名手配をかけられてしまう

しかも、カルロから情報を受け取る予定だったアリストテレスからも命を狙われる羽目に。

アリストテレスはトリプルAのボディガード・マグヌソンと殺し屋・ゼントを雇い、3人を追いつめる。

街中でカーチェイスと銃撃戦をくり広げた末、3人はなんとか逃げのびた。

どうしようもなくなったブライスは、夫妻とともに義父・シニアに助けを求める

すると、シニアは3人を快く受け入れてくれた。

裏切り

ブライスたちは食事をしながらさまざまなことを語りあった。

シニアによると、ブライスはペンナイフを使って危機を乗り越えてきたという。

ブライスいわく、ペンナイフは相手にとって想定外の武器だから頼りになるらしい。

その後、ひょんなことから夫妻はブライスのトラウマについて聞くことになる。

ブライスは自分が優柔不断なせいで母親が死んでしまったと責任を感じているという。

子どもの頃、彼がジェラート選びに迷っている間に、母親が事故に巻き込まれてしまったからだ。

ソニアはそんなブライスに深く同情するのだった。

それからブライスたちはシニアが用意してくれた隠れ家へ移動。

しかし、3人はまたもや拉致され、アリストテレスの屋敷へ連れてこられた。

ここでソニアとアリストテレスはかつて交際していたという衝撃の事実が明かされる。

不幸な事故で離ればなれになってしまったが、アリストテレスと再会したソニアは彼について行くと言い出した。

ブライスとダリウスは隙をついて屋敷を脱出したが、ダリウスは妻に裏切られてショックを隠せない

ブライスはシニアに再び助けを求めるが、追い返されてしまう。

シニアはアリストテレスのボディガードを担当しており、敵側の人間だったのだ。

2人がバーでヤケ酒をしていると、ソニアから電話がかかってくる。

彼女は裏切ったわけではなく、内部から情報を探るために演技をしていただけだったのだ。

アリストテレスは既にそのことに気づいている。

このままではソニアの命が危ない。

アリストテレスは海上で大規模なサイバー攻撃を実行し、そのままクルーザーで逃げるつもりらしい。

そこでブライスとダリウスはソニアを助けるために次の攻撃場所へ向かうことに。

結末

アリストテレスの船では、マグヌソンとゼントが警備にあたっていた。

ブライスたちは船に侵入し、彼らを難なく撃退。

アリストテレスを追いつめるが、そこへシニアが現れて激しい戦闘となる。

ダリウスはアリストテレスに銃で撃たれて絶体絶命の状態に。

トドメを刺されると思ったそのとき、船内に捕らわれていたはずのソニアが登場

見張り役を撃退し、夫のピンチに駆けつけてきたのだ。

そして夫妻で協力してアリストテレスを倒した

一方、シニアとの戦闘に苦戦するブライス。

ボロボロになりながらも、シニアにペンナイフを突き刺して勝利する。

これで解決かと思いきや、実はサイバー攻撃を途中で中止すると船が爆発する仕掛けになっているという。

つまり、EUと自分のどちらを守るか選択を迫られているのだ。

シニアは、優柔不断なブライスには決められないと言い残して息を引き取った。

動揺するブライスだったが、一瞬の決断でサイバー攻撃の中止ボタンを押下

ダリウスとソニアとともに海へ飛びこみ、爆発する船からなんとか脱出した。

その後、EUを救った見返りとして、夫妻はオニール捜査官から新婚旅行用のヨットを受けとった

ただし、国際指名手配が解除されるまでヨットで大人しくしていることが条件だ。

ブライスは何かの書類を手渡された

ボディガード資格復活の書類だと思ったブライスは、よろこんで署名する。

しかし、ソニアの様子がおかしい。

実は、その書類は養子縁組届だったのだ。

一緒に行動するなかで心を通わせた(?)ブライスを養子にすることを決めたらしい。

それからヨットのなかで激しく身体を重ねあうダリウスとソニア。

ブライスはそんな2人を見ながら憂うつな表情で海へ飛びこむのだった。

映画『ヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード』の感想【ネタバレあり】

ダリウスとソニアが狂いまくってて最高でした。

前作でダリウスは強烈なパンチを効かせていましたが、ソニアはそれがかすむほどの破壊力(笑)。

「ダリウスって実は常識人?」なんて思ってしまいました。

ブライスが可哀想な目にあえばあうほどおもしろかったです。

体を張ってソニアを助けたのに、水葬されるなんてあんまりですよね(笑)。

ハチャメチャな夫妻ですが、2人が心から愛しあっているところが憎めないポイント

夫を助けるためにマフィアのアジトへ突っこんでいける妻なんて、そうそういません。

やられそうになっているダリウスをソニアが助けるシーンもよかったですよね。

ソニアがダリウスのことを「ゴ〇ブリちゃん」と呼ぶところも好きです。

前半はコメディ色が強めですが、後半はアクションシーンが爽快でした。

銃撃戦あり、カーアクションあり、ガチンコの肉弾戦もあり。

アクションシーンになると、フライスがトリプルAのすご腕ボディガードだったことをようやく思い出します。

ブライスがすごい人だと忘れがち(笑)。

ラストはブライスが夫妻の養子になるというまさかの展開に。

海へダイブする直前のなんともいえないブライスの表情がよかったです。

ただ、個人的には1作目のほうが好きだなと思いました。

1作目が好きすぎて、2作目への期待が高まりすぎていたからかもしれません。

前作はブライスとダリウスの友情(?)が見どころだったのですが、本作ではソニアが登場したことでその要素が薄まっているんですよね。

とはいえ、3人の連携プレー(?)もおもしろかったです。

思わぬかたちで家族になってしまいましたが、きっと3人ならうまくやっていけるはず。

そして3作目の制作にも期待しています。

映画『ヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード』ネタバレ&感想まとめ

今回は、映画『ヒットマンズ・ワイブズ・ボディガード』のネタバレあらすじ&感想を紹介しました。

ハチャメチャな3人のかけ合いと、ド派手なアクションシーンが魅力の本作。

キンケイドファミリーの今後の活躍(?)がますますたのしみです。

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