映画『ホステル3』のネタバレあらすじとグロすぎる拷問シーンまとめを紹介します。
旅行でラスベガスを訪れた男性4人組。
最高の夜を過ごした彼らを待っていたのは、地獄のような拷問ショーで…。
過激なシーンの数々で世界中を恐怖させた『ホステル』シリーズの3作目。
『ホステル3』の内容が気になっている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
1作目『ホステル』はこちら↓
2作目『ホステル2』はこちら↓
※スプラッターが苦手な方はご注意ください
※虫(G)も出てきます。
映画『ホステル3』の作品情報
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原題 | HOSTEL: PART III |
タイトル | ホステル3 |
監督 | スコット・スピーゲル |
脚本 | マイケル・ウェイス |
公開年 | 2011年 |
キャスト | ブライアン・ハリセイ キップ・パルデュー スカイラー・ストーン ジョン・ヘンズリー サラ・ハーベル ほか |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 88分 |
ジャンル | ホラー スプラッター |
映画『ホステル3』のあらすじ【ネタバレなし】
楽園から一転、地獄の拷問ショーへようこそ
ラスベガス旅行をたのしむスコットと3人の友人たち。
スコットは1週間後に結婚式を控えているため、独身最後のタイミングでハメを外しにきたのだ。
しかし、ここにも快楽殺人クラブ”エリート・ハンティング”の魔の手が迫っていた。
最高のバチェラーパーティーのあとに、地獄のような結末が待ち受けていることを彼らはまだ知らない……。
映画『ホステル3』の感想【ネタバレなし】
グロさはシリーズのなかでも控えめ。新たな展開に好みはわかれそう…
1、2作目と比べて、「うわー」と思うようなシーンは少なかった印象です。
もちろん油断はできませんが…。
生理的にしんどいシーンもあるので要注意です。
全体的なコンセプトというか、展開が前作までとはかなり違います。
舞台がスロバキアではなくラスベガスですしね。
「これぞベガス!」な雰囲気ですが、正直好みはわかれそうだなと思いました。
個人的にはスロバキアのほうが好きです。
でも1、:2作目を見ているからこそ、どんどん予想を裏切られていく展開はおもしろかったです。
以下、ネタバレを含みます
主な登場人物とそれぞれが受けた拷問
映画『ホステル3』の主な登場人物を見ていきましょう。
”エリート・ハンティング”によって拷問を受けた登場人物は、その内容も合わせて紹介します。
スコット(演:ブライアン・ハリセイ)
1週間後に婚約者・エイミーとの結婚式を控える青年。
過去に浮気がバレてエイミーに捨てられそうになったあるので、二度と裏切らないと決めています。
カーター(演:キップ・パルデュー)
スコットの友人。
女グセの悪いあそび人。
実はスコットの婚約者・エイミーに好意を抱いています。
マイク(演:スカイラー・ストーン)
スコットの友人。
結婚して2人の幼い子どもがいますが、夫婦仲はあまりよくないようです。
女性好きで、酒グセが悪い人。
<マイクが受けた拷問>
- 目の前に電動ドリルを突きつけられる
- 生きたままメスで顔の皮を剥ぎ取られる
ジャスティン(演:ジョン・ヘンズリー)
スコットの友人。
脚が悪く、松葉杖をついています。
<ジャスティンが受けた拷問>
- アゴ、肩、胸、腹、股間など9ヶ所をボウガンで刺される
ケンドラ(演:サラ・ハーベル)
スコットたちがラスベガスのカジノで出会った女性。
<ケンドラの死亡シーン>
- 銃で撃たれて死亡
※拷問は受けていません
ニッキー(演:ズライ・エナオ)
ケンドラの友人。
普段は華やかなラスベガスの街で働いていますが、古びたトレーラーハウスに住んでいます。
<ニッキーが受けた拷問>
- 大量のゴキブリと一緒に箱のなかに入れられ、身体の内側を食い破られる
映画『ホステル3』のあらすじ【ネタバレあり】
映画『ホステル3』のあらすじを結末までネタバレありで紹介します。
ラスベガスでの最高の一夜
あるホステルを訪れた青年。
部屋へ入ると、前の宿泊客であるビクトルとアンカに鉢合わせしてしまった。
話の流れで一緒にお酒を飲むことになり、青年は持っていたビールを2人に差し出す。
ビールを飲むと、2人は倒れこんでしまった。
そして、青年の仲間がやってきて、2人はどこかへ連れ去られていった。
一方、スコットは友人たちとラスベガスでバチェラーパーティーをたのしんでいた。
カジノでケンドラとニッキーと知り合い、店を移動することに。
彼女たちに指定された場所へタクシーで向かったが、そこはさびれた工場のようだ。
不審に思いながらも、とりあえず中へ入ってみる。
そこへ婚約者のエイミーから着信が入り、スコットは友人たちに置いていかれてしまった。
電話を終えてあたりを見まわすが、誰もいない。
すると背後から何者かに襲われ、スコットはどこかへ連れ去られていった。
スコットの目隠しが外されると、目の前には下着姿の美女。
これはカーターのサプライズだったのだ。
さびれた工場のような外観だが、中はクラブになっている。
その夜、スコットたちはそれぞれ女性たちとたのしく過ごした。
拷問ショーの幕開け
翌日、マイクはホテルに帰ってこなかった。
ニッキーと過ごしているのだろうと、カーターもジャスティンもあまり心配していないようだ。
その頃、マイクは”エリート・ハンティング”に捕らえられていた。
身体を拘束された彼の前には、大勢の観客の姿。
そこへ1人の男がやってきて、マイクの顔にマーキングをはじめる。
マイクは必死に命乞いをするが、男は無反応だ。
男がメスでマイクの顔の皮を剥ぎ取ると、観客から拍手が湧き起こった。
観客たちは、標的が命乞いをするまでの時間やその理由などを当てるゲームをたのしんでいるようだ。
一方、さすがにマイクのことが心配になったスコットたち。
ニッキーからもらった名刺を頼りに、彼女の家へ向かうことに。
しかし、マイクもニッキーもいなかった。
ケンドラによると、ニッキーも昨夜から姿を消したらしい。
実は、ニッキーも”エリート・ハンティング”に捕らえられていた。
箱のなかに身体を固定され、巨大なゴキブリが次々と投入されていく。
ゴキブリはニッキーの身体を這いまわり、口から体内へ…。
そうとも知らないスコットたちは、ケンドラと一緒に2人を探すことにした。
すると、マイクから「ニッキーとここにいるから来てくれ」というメールが。
スコットたちは指定された場所へ向かった。
裏切り
指定されたホステルに到着したが、マイクとニッキーの姿はない。
そこへ突然謎の集団が現れ、スコットたちを連れ去った。
スコットたちが目を覚ますと、檻のなかにいた。
そこには序盤で連れ去られたビクトルの姿も。
すると、また謎の集団がやってきて、檻からジャスティンを連れていった。
カーターは謎の集団に犬のタトゥーを見せて、檻から出すよう要求する。
このタトゥーは”エリート・ハンティング”会員の証だ。
状況をまったく理解できないスコットを置いて、カーターは檻から出ていった。
スコットたちが誘拐された理由は、カーターが依頼したからだ。
本来、”エリート・ハンティング”は身寄りのない人間を標的にするが、今回はかなり特殊なケース。
上客であるカーターの依頼ということで、しぶしぶ引き受けたのだ。
ニッキーとケンドラは、スコットたちの誘拐に巻き込まれただけで、関係者ではない。
その頃、身体を拘束されたジャスティンは、次々とボウガンを撃ち込まれていた。
9本目でアゴを貫かれ、ついに息絶えた。
観客たちは何本目で絶命するかを賭けてゲームをたのしんでいる。
次はスコットの番。
今回のメインイベントだ。
結末
スコットの前に現れたカーターは、今回の目的を語りはじめる。
彼は見知らぬ人間をいたぶるだけでは満足できなくなっていた。
そこで親しい人間を殺すことにしたのだ。
スコットを選んだ理由は、彼がいなくなれば愛するエイミーが手に入ると考えたから。
マイクとジャスティンは巻き添えをくらったのだ。
カーターがチェーンソーのスイッチを入れたそのとき、運営側の指示でスコットの拘束が解かれた。
襲いかかるカーターに必死で抵抗するスコット。
形勢が逆転し、スコットはカーターを包丁で突き刺す。
そしてカーターのタトゥーを切り取ると、拷問部屋を脱出。
同じ頃、ビクトルも檻から脱出したが、駆けつけた警備員と相討ちになり死亡してしまう。
一方、スコットは携帯電話で警察に通報。
ケンドルを檻から出して逃げようとするが、彼女は警備員に銃で撃たれてしまった。
警察が向かっていることに気づいた運営側は、施設をまるごと爆弾で吹き飛ばすつもりだ。
施設を脱出し、ゲートを目指して走るスコット。
そこへ車に乗ったカーターが現れ、ゲートの外側から鍵をかけて去ってしまう。
スコットはゲートをよじ登ろうとするが、爆発に巻き込まれた。
後日、カーターはエイミーのもとを訪れる。
エイミーは悲しみに暮れている様子だったが、突然カーターの手をコルク抜きで突き刺した。
そしてスコットが現れ、カーターの身体を拘束する。
大火傷を負いながらもスコットは生きていたのだ。
スコットは電動丸ノコのような器具を手に取ると、カーターの身体を切り刻んでいくのだった。
映画『ホステル3』の感想【ネタバレあり】
まず、しょっぱなからやられました。
気弱そうな青年が標的かな?と思いきや、まさかの彼は”エリート・ハンティング”側の人間。
しかもわりと偉いポジション。
いつもの流れならケンドラとニッキーは”エリート・ハンティング”側の人間ですが、これまた違う。
ただ巻き込まれた人でした。
こういう裏切りはうれしい。
本作では”エリート・ハンティング”がこれまでと大きく変わっていることに驚きました。
観客が賭けごとしながら拷問ショーを見ているあたりは、さすがラスベガスです。
会員が直接手を下すわけではないんですね。
カーターは上客ですが、無茶な依頼をしたから見放されたんでしょうか?
この先も無茶な要求をされてリスクを抱えるくらいなら、ここでスコットと戦わせて始末したほうがいい、的な…。
観客も盛り上がってお金を稼げるから一石二鳥ですしね。
ビクトルが終盤まで生き残っていたのは謎です。
スコットが脱出する手助けをしてくれるのかな?と思いましたが、そういうわけでもありませんでした。
それなら序盤で捕まって終わりでもよかったような気が…。
ラストは意外な展開でした。
エイミーが気づいてカーターに復讐かと思ったのですが…。
スコット生きてたんかい。
でも結局スコットは1作目のパクストンと同じ運命をたどるのかな、なんて思ってしまいました。
映画『ホステル3』ネタバレ&拷問シーンまとめ
今回は、映画『ホステル3』のネタバレあらすじとグロすぎる拷問シーンまとめを紹介しました。
グロさは控えめながら、虫による精神ダメージが大きかったです。
1、2作目があるからこそのミスリード(?)もいいですね。
ただ、個人的にはもっと過激なシーンがほしかったなと思いました。